地域福祉活動の推進

 みなさんは「地域福祉」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ただ聞いただけでは「地域福祉」が一体何なのか、なかなかイメージがしにくいかもしれません。
 “地域”は、みなさん一人ひとりが住んでいるところ。“福祉”は、ふだんのくらしのしあわせづくりです。「地域福祉」活動とは年齢や障がいの有無に関係なく、地域住民すべての人が、たとえ生活困難を抱えていたとしても安心して生きがいをもちながら暮らすことができる地域を目指して、住民のみなさん自身の手で取り組む活動のことです。

事例イラスト

 実は上記に挙げた例からもわかるように、地域福祉活動はご近所同士の助け合い=共助(地域でできること)です。この共助は、公的なサービスが発展していない昔は当たり前に行われていました。意識しなくても自然と日常生活の一コマとして行われていたのです。
しかし、現代の生活環境ではご近所同士の付き合いが希薄化し、プライバシーの保護などが叫ばれ、地域のつながりよりも個人の個性の尊重が重要視されてきました。このことが「助けを求めたくても求められない」という状況を引き起こし、若い母親の子育ての悩みや引きこもり、孤独死などさまざまな地域課題につながっています。
 公的なサービスが充実しているとはいえ、それだけでは多様化している地域課題を解決することは困難です。普段の暮らしの中でのちょっとした困りごとや災害が起きたときなど、いざというとき頼りになるのはご近所の力です。若狭町社協では、近隣の助け合いや支え合い(共助)を普段の暮らしの中でみなさん自身が自然に取り組んでもらえるような地域福祉を推進しています。
 
 みなさんで、ふだんのくらしのしあわせづくりしませんか?

地域福祉活動の推進

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関連リンク
第2次若狭町地域福祉活動計画
一般事業主行動計画
社会福祉法人福井県社会福祉協議会
社会福祉法人全国社会福祉協議会